ショルダーバッグとは…その歴史と種類や素材を知る。

ショルダーバッグがいつ世の中に登場したのかは定かではありませんが、世界中で流行させたのは、あのシャネルの創業者であるココ・シャネル女史と言われています。 それまで主流だったハンドバッグでは、両手が使えなくて何かと不自由だからと、肩からさげられ両手が使える便利なバッグとして、1955年に女性用ショルダーバッグを生み出し、それが世界中に拡大したと言われています。

ひとくちにショルダーバッグと言っても、メッセンジャーバッグやボディバッグなど、さまざまな種類や大きさのバリエーションがあります。 「メッセンジャーバッグ」は、自転車で書類や荷物などを運ぶために、作られたバッグ。他のショルダーバッグに比べてたくさん収納でき、自転車での移動時にも身体にフィットするところが特徴です。 「ボディバッグ」とは、ショルダーバッグよりも小ぶりの斜めがけバッグのこと。最小限の荷物をコンパクトに持ち歩けるので、スマートに出かけたい方におすすめ。 「サコッシュ」はフランス語で「袋、かばん」という意味をもち、マチが薄く軽いのが特徴で、荷物が少ない方におすすめです。 その他にも「フィッシングバッグ」や「カメラバッグ」など、用途が明確なショルダーバッグもあります。

ショルダーバッグに使用されている素材はいろいろあり、それぞれ一長一短があります。購入してから後悔しないよう、素材それぞれの特性をきちんと理解した上で、選ぶことをおすすめします。 『本革』は、「独特な高級感がある」「使うほど味が出てエイジングが楽しめる」といった長所がある一方で、「雨や水に弱い」という短所も。 『合皮』は、「耐久性が高い」「撥水性が高い」「本革に比べ低価格」というメリットがある一方で、「本革に比べて寿命が短い」と言われています。 『ナイロン』は「汚れがつきにくい」「摩擦に強い」「生地が軽い」のに対し、「静電気が起きやすく熱に弱い」「型崩れしやすい」といった声もよく聞きます。 『帆布（キャンバス）』は、「耐久性が高い」「エイジングが楽しめる」のに対して「重い」という欠点があると言われています。

柔らかな印象を与える本革を贅沢に使用した万双のショルダーバッグは、人間工学に基づき緻密な設計がされているため、違和感なく体にフィットするのが特徴です。 また様々なシチュエーションに対応できるよう、「横型」「縦型」「ワンショルダー」などのバリエーションをご用意。 「国産の革を使った、上質なショルダーバッグをプレゼントしたい」とお探しの方にもおすすめです。