
「男女兼用で使えるシンプルなデザインの財布が無い」と思ったことはありませんでしょうか? このお悩みに応えるために、万双が出した解答がこちらの財布になります。 ご覧の通りシンプルで男女兼用で使えるユニセックスなデザインとなっており、さらにビジネスやプライベートでも使えるなど、シーンを問わない一品です。

カード入れx16 札入れx2 ポケットx2 小銭入x1と、万双の財布の中で最大級の収納力を誇るこちらの財布。 「とにかくカードや紙幣などをたっぷり収納したい」という方にピッタリの仕様となっています。
双鞣和地 冠(かぶせ)長財布のご紹介
Product introduction商品の特徴
Feature
01 思う存分、革のエイジングを楽しめる形状
外側だけでなく、ライニングにも希少価値の高い国産牛の原皮を使った「双鞣和地」をふだんに使用。 革のエイジングを思う存分楽しんでいただくことができるよう、外側の革は裁断をせずに、一枚で切り出して縫製しております。 ぜひ「革の塊」感をお楽しみいただければと思います。

02 負担がかかるパーツの交換を容易にした設計
こちらの財布は、マチの作りやコバの厚みの設定、さらに仕切り版の作りなど限りなくバッグに近い構造で組み上げ強度を上げています。 また、負担がかかる箇所のパーツを交換しやすい設計にしているため、メンテナンスがしやすく、長くご愛用いただけます。

03 職人技が冴える分厚い革の縫製
万双では、手縫いとミシン縫い両方の長所を兼ね備えた縫製にこだわった結果、「菱縫い」を採用。 こちらの財布は、表側だけでなく内装にも双鞣和地を使用しているため、一般の財布と比べ厚みがあり縫製が大変難しい。この分厚い革に真っ直ぐミシンの針を落として縫製できるのは、万双の職人技ならではと言えるでしょう

04 寸分のズレなくオイルドレザーのコバを磨くという至難の技
手間ひまをかけて丁寧にコバ処理がされている製品は、コバが傷ついてしまっても何度でも磨き直しが可能なため、何十年と使用された製品も、コバ磨きをすることで再び輝きを取り戻し、長くお使いいただくことができます。 外装にも内装にも使わている双鞣和地はオイルを十分に含んでいるため、貼り合わせた際にどうしてもズレやすく、溝ができる場合も。 それをピタっと貼り合わせた状態でコバ磨きをするのは、実は至難の技なのです。

05 カラーは6色展開。お好きな色をお選びください
様々なシーンでご活用いただけるよう、カラーバリエーションは「ブラック」「ダークブラウン」「キャメル」「ネイビー」「ダークグリーン」「ボルドー」の計6色をご用意。 ブラックを選べばビジネスだけでなく冠婚葬祭にも使えますし、「ダークグリーン」や「グリーン」を選べばコーディネートのワンポイントとしても使えます。 ご利用シーンやコーディネートに合わせてお選びください。
革の紹介
Mansaw’s Leather
双鞣和地
欧州の革に打ち勝つべく、日本有数の鞣し職人たちと6年にわたる研究と数百回に及ぶ試作を重ねて生み出した、万双独自の最高品質革「双鞣和地」(そうなめしわじ)。 フルタンニン二重鞣しという通常の工程の数倍の手間隙をかけて出来あがる革は、驚くほどのしなやかさと堅牢さを併せ持ち、その独特の表情は厳粛な美しさを醸し出しています。 また日本特有の気候の変化や、一年を通じて湿度の高い気候での使用を想定して開発された皮革であるため、耐久性にも優れ、美しい経年変化を見せてくれます。 使い始めはマットな表情ですが、定期的(一月に一回程度)に万双エイジングクリームでお手入れをしていただきますと、革の経年変化とともに、美しい艶感と色の深みを堪能することができます。
商品詳細
Detail
素材 | 双鞣和地 |
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ライニング | 双鞣和地 |
サイズ | W19.0/H10.5/D3.0(cm) |
重量 | 220g |
機能 | カード入れx16 札入れx2 ポケットx2 小銭入x1を装備と、万双の財布の中で最大級の収納力を誇る財布です。 |
万双のおすすめ商品
万双について
About Mansou
“独創的でありながら、普遍的な粋を語れる革製品メーカーであり続ける”
手間ひまをかけて丁寧にコバ処理がされている製品は、コバが傷ついてしまっても何度でも磨き直しが可能なため、何十年と使用された製品も、コバ磨きをすることで再び輝きを取り戻し、長くお使いいただくことができます。
クロコダイルの革はクロム鞣しのため、タンニン鞣しと比べるとコバが綺麗に仕上がりにくく、万双では通常の倍近い時間をかけ、財布の命とも呼ばれるコバを丁寧に磨き上げ、最高に贅沢な仕上げを実現しています。

秀麗で堅牢たるステッチ
皮革製品は手縫いの方がミシン縫いより優れているように思われがちですが、手縫いが全てにおいて優れている訳ではありません。
万双は、手縫いとミシン縫い両方の長所を兼ね備えた縫製に拘り続けました。
その結果、万双が採用しているのが「菱縫い」。
刃物で切るように、スッと革に菱型の縫い目を開け、ここに糸を通してキュッと締め上げると、糸が斜めになって収まる。これを丹念に繰り返していくと、一目一目が綺麗に斜めになった縫い目ができあがります。
「見た目が美しく耐久性に優れたステッチ」。
これが万双の「菱縫い」の特徴です。

厳選された部品の数々
商品細部にこだわり、実用性とデザイン性のバランスを絶えず意識しながら、最高品質の製品を提供する万双。
この飽く無き追求心は、製品の細部にも宿っています。
たとえば、鞄の持ち手。一般的にはゴム芯やアルミ合金などに革を巻き付けて作られるものが多いのですが、万双が採用しているのは、革を積み上げ削り出した持ち手。
革の塊を積み上げた後にくり抜き、さらに鉋を用いて曲面を調整。こうして生み出された持ち手は、手のひらへの馴染みが心地良く、また使い込むほどに、使い手に合ったハンドルへと変化していくのです。
そのほかにも、鞄に使用する金属は、すべて真鍮の削り出しを使用するなど、万双では、常に製品全体のバランスを考え、労を惜しむことなく、何を採用するのが最善であるかを常に考え製作を行っております。

手間を惜しまないコバ処理
手間ひまをかけて丁寧にコバ処理がされている製品は、コバが傷ついてしまっても何度でも磨き直しが可能なため、何十年と使用された製品も、コバ磨きをすることで再び輝きを取り戻し、長くお使いいただくことができます。
万双では、製品をご購入いただいたお客様と共に製品を育てていくという考えに基づき、コバ処理には一切の妥協をいたしません。

拘り抜いた道具
使用する道具は、ヨーロッパ製から日本製まで世界各国の厳選された逸品が並びます。
職人は、自分のスタイルにあった道具を選び、自分自身の確立されたスタイルで製品を組み上げるのです。
また、持ち合わせの道具では上手く製品を組み上げることが困難な場合、職人自らが、何年もかけて納得のいく道具へと改良を施します。
徹底的に完璧な組み上げにこだわった、万双の職人らしい発想であると思います。

万双が、あえて製品にブランドマークを刻まない理由
万双の使命は革に新たな息吹を与え、末永くご愛用頂ける製品を提供し、お客様と共に育んでいくことであると考えております。
革は、身につけていくうちに、ご自身だけの皺や傷が刻まれ表情が変わっていきます。
万双が、あえてブランドマークを製品に刻まなくとも、ご自身の生きた軌跡が革に刻まれていくのです。

情熱至上主義
技術の修得は、職人になるために必要不可欠です。時間をかけて経験を積めば、職人の基礎的な技術は身に付ける事ができるでし。しかし、技術と経験に加えて忘れてはいけないのが「情熱」。
本当に才能のある職人は、対象物に対して「情熱」を持ち続ける職人の事を指すのではないでしょうか。
製品の企画、組み上げ、メンテナンス、全てに全力で取り組む万双の職人。
万双は職人の高い技術と経験、そして「情熱」によって支えられているのです。