これまで店頭のみでお取り扱いしてきたオーダーベルトを、現在はオンライン販売でも展開。 さらに、人気の高い「ブッテーロ」、「シモーネ」、「カーフ」、「ブライドルレザー」に、「イタリア産BOXカーフ」を使用したメッシュベルトもラインナップに加えました。ベルトの顔であるバックルは5種類ご用意。また、すべて剣先にプンターレ(カラーはバックルに準じます)を標準装備しています。イタリア有数のファクトリーで編み込まれたベルトと、日本の工場でこしらえられたバックル等の金具のコラボレーションを、ぜひお楽しみください。
オーダーベルトはご自身の体型やデザインのご要望に沿って製作いたします。
※ステッチはお選びいただいた革と同色の糸にて縫製を行います。
※オーダーベルトのご注文につきましてはクレジットカード決済(前払い)のみのお支払いとなります。
※毎月末までにご注文頂きました商品を翌々月の5日に出荷しております。ただし時期により多少前後する可能性がございますのでご了承ください。
商品の特徴
Feature
01 イタリア有数のファクトリーが織り上げた“革の芸術品”
ベルト本体は、スイスとの国境境にあるイタリアのファクトリーが製造。
日本では考えられないほど設備が充実しており、あらゆる編み込みのパターンに対応できることから、多くのブランドからのオーダーが絶えないイタリアを代表するファクトリーです。今回は、数千パターンの中から、緻密に編み込まれながら革の表情が楽しめる、万双らしい編み込みをオーダー。芸術品とも言える、その技術力と表現力を是非お楽しみください。

02 使い込むほど馴染むイタリア産BOXカーフを使用
ベルト本体には、繊維組織が緻密で、しなやかさが魅力のイタリア産BOXカーフ使用。
ストレッチ材を内包しているため伸縮性があり、使い込むほど自身の身体に馴染んでいきます。また尾錠を本体に固定し、強度を高めるための革パーツ「根革」には、シモーネのスムースレザーを使用。タンニン鞣しとクロム鞣しのコントランストをお楽しみいただけます。

03 適度な重量感とカジュアルさが絶妙なバランスのバックルとプンターレ
ベルトの顔となるバックルは5種類の中から選ぶことができ、プンターレは標準装備となっています。
いずれの金具も、国内のファクトリーが丹精込めて作った真鍮鋳物。バックルの裏には控えめに、しかし堂々とメイドインジャパンと刻印されています。金具はすべて丁寧な仕上げが施されており、編み込まれた革に負けない存在感を放っています。
商品詳細
Detail
素材 | イタリア産ボックスカーフ (※ブラック×ネイビーのみ一部レーヨンを使用) |
---|---|
サイズ | 革幅は30mm。 ウエストサイズは1cm単位でオーダー可能(60~110cmで対応可能) |
重量 | 140g |
機能 | バックルは、「シャープ」、「ラウンド」、「ウェーブ」、「レクタングル」、「オーバル」をご用意。 剣先にプンターレを標準装備。。 |
万双のおすすめ商品
万双について
About Mansou
“独創的でありながら、普遍的な粋を語れる革製品メーカーであり続ける”
手間ひまをかけて丁寧にコバ処理がされている製品は、コバが傷ついてしまっても何度でも磨き直しが可能なため、何十年と使用された製品も、コバ磨きをすることで再び輝きを取り戻し、長くお使いいただくことができます。
クロコダイルの革はクロム鞣しのため、タンニン鞣しと比べるとコバが綺麗に仕上がりにくく、万双では通常の倍近い時間をかけ、財布の命とも呼ばれるコバを丁寧に磨き上げ、最高に贅沢な仕上げを実現しています。

秀麗で堅牢たるステッチ
皮革製品は手縫いの方がミシン縫いより優れているように思われがちですが、手縫いが全てにおいて優れている訳ではありません。
万双は、手縫いとミシン縫い両方の長所を兼ね備えた縫製に拘り続けました。
その結果、万双が採用しているのが「菱縫い」。
刃物で切るように、スッと革に菱型の縫い目を開け、ここに糸を通してキュッと締め上げると、糸が斜めになって収まる。これを丹念に繰り返していくと、一目一目が綺麗に斜めになった縫い目ができあがります。
「見た目が美しく耐久性に優れたステッチ」。
これが万双の「菱縫い」の特徴です。

厳選された部品の数々
商品細部にこだわり、実用性とデザイン性のバランスを絶えず意識しながら、最高品質の製品を提供する万双。
この飽く無き追求心は、製品の細部にも宿っています。
たとえば、鞄の持ち手。一般的にはゴム芯やアルミ合金などに革を巻き付けて作られるものが多いのですが、万双が採用しているのは、革を積み上げ削り出した持ち手。
革の塊を積み上げた後にくり抜き、さらに鉋を用いて曲面を調整。こうして生み出された持ち手は、手のひらへの馴染みが心地良く、また使い込むほどに、使い手に合ったハンドルへと変化していくのです。
そのほかにも、鞄に使用する金属は、すべて真鍮の削り出しを使用するなど、万双では、常に製品全体のバランスを考え、労を惜しむことなく、何を採用するのが最善であるかを常に考え製作を行っております。

手間を惜しまないコバ処理
手間ひまをかけて丁寧にコバ処理がされている製品は、コバが傷ついてしまっても何度でも磨き直しが可能なため、何十年と使用された製品も、コバ磨きをすることで再び輝きを取り戻し、長くお使いいただくことができます。
万双では、製品をご購入いただいたお客様と共に製品を育てていくという考えに基づき、コバ処理には一切の妥協をいたしません。

拘り抜いた道具
使用する道具は、ヨーロッパ製から日本製まで世界各国の厳選された逸品が並びます。
職人は、自分のスタイルにあった道具を選び、自分自身の確立されたスタイルで製品を組み上げるのです。
また、持ち合わせの道具では上手く製品を組み上げることが困難な場合、職人自らが、何年もかけて納得のいく道具へと改良を施します。
徹底的に完璧な組み上げにこだわった、万双の職人らしい発想であると思います。

万双が、あえて製品にブランドマークを刻まない理由
万双の使命は革に新たな息吹を与え、末永くご愛用頂ける製品を提供し、お客様と共に育んでいくことであると考えております。
革は、身につけていくうちに、ご自身だけの皺や傷が刻まれ表情が変わっていきます。
万双が、あえてブランドマークを製品に刻まなくとも、ご自身の生きた軌跡が革に刻まれていくのです。

情熱至上主義
技術の修得は、職人になるために必要不可欠です。時間をかけて経験を積めば、職人の基礎的な技術は身に付ける事ができるでし。しかし、技術と経験に加えて忘れてはいけないのが「情熱」。
本当に才能のある職人は、対象物に対して「情熱」を持ち続ける職人の事を指すのではないでしょうか。
製品の企画、組み上げ、メンテナンス、全てに全力で取り組む万双の職人。
万双は職人の高い技術と経験、そして「情熱」によって支えられているのです。